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執筆者の写真不老の郷

自らの絵画個展に参加されました。

不老の郷には94歳の画家がいます。施設の職員が何か描かれますか?とお尋ねしても、「そうね今は描きたいものがないわね」「今度気が向いたらあなたにリンゴの絵でも描いてあげるね」とおっしゃってくれる大芸術家の先生です。

彼女は国立市でアトリエを構え大勢の方に絵を教えていたそうです。今でもお弟子さん達が頻繁に面会に来られています。そんなお弟子さんたちが個展を企画され国分寺のカフェ「ぴより」に行って参りました。


ある程度の年齢の方は見たことがある 装丁画 かと思いますが、このピノキオの絵を約50年前に描かれたそうです。



会場には彼女の原画などが所狭しと展示され、大勢のお弟子さんに囲まれ、さすがにこの日は先生の顔になっておられました。



とてもやさしい先生だったのでしょうか、お弟子さんの愛情が会場内にほとばしっています。

お弟子さんたちが用意した昼食を食べ、全員で記念写真を撮り、帰路につきました。


不老の郷では施設に入所してもご本人ご家族の希望に沿って個別希望の実現をモットーとしております。以前はお墓参りに新潟にも行ったことがあります。この方も94歳と高齢ですが、お元気なら100歳でも外出したいと思っています。外出はリハビリですので、これからももっと多くのご利用者が外出出来ればと願っております。

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